緑のレンジャー・ジュニア その

野鳥の巣箱のかけかえ

 

 

 

12月9日、土曜日、晴れ。

緑のレンジャー・ジュニアは鎌倉文学館の庭に7つの巣箱をかけていますが、

毎年この時期に巣箱を点検し、きれいにそうじしています。

今年は、6つの巣箱が新しくなりました。

 

 

まず、巣箱を木からおろします。

 

 

巣箱のあなの大きさをはかります。

 

 

 

なかをかんさつすると、いろんなことがわかってきます。

本来はシジュウカラが入ってくれることを目的とした巣箱なのですが、

リスにのっとられていたり、チャバネゴキブリやミノムシの赤ちゃんが入ってるものもあります。

 

 

この巣箱は、産座(さんざ)のあとがありましたが、リスにかじられて下におとされていました。

穴もかじられて、大きくなっています。

 

 

寒いなかで針金をつけかえるのも、なかなかたいへんな作業です。

 

 

きれいにしてかけ直したら、穴までの高さと方角をはかって、記録しておきます。

方位磁石(ほういじしゃく)の使い方もおそわりました。

 

 

次の巣箱に移動するときは、みんなで協力しあって、はしごや道具を運びます。

 

 

最後にみんなで、7つの巣箱の利用状況や気がついたことを発表します。

 

 

シジュウカラが安心してくらせる巣箱になるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 



緑の学校 その

鎌倉の紅葉 ――卒業遠足――

 

 

 

12月4日、月曜日、晴れのち曇り。

「緑の学校」では、この1年間、鎌倉の山、海辺、湿地などへ出かけて、

自然を観察してきましたが、今日はその最終回です。

ともに学んだ仲間とともに、紅葉のピークを迎える「獅子舞・天園ハイキングコース」へ、

卒業遠足に出かけました。

 

 

史跡永福寺跡で、今日歩くくコースの見所を聞きます。

 

 

ハイキングコースに入り、二階堂川の源流を遡ります。

 

 

オリヅルシダ、ノコギリシダ、ジュウモンジシダ、リョウメンシダ等々、このあたりはシダの宝庫です。

ここを越えると・・・・、

 

 

 

見えてきました、燃えるような紅葉!

今年の鎌倉では、2度の台風によって、潮風でやられてしまったモミジも多いのですが、

獅子舞の紅葉はみごとです。

 

 

山の上からの眺望。コナラも黄葉しています。

 

 

お昼を食べた後、尾根道を下ります。

 

 

朝からよく歩いたので、みなさん少々疲れてきた頃かと思いますが、

フユイチゴのかわいい実を見ると、元気がでますね。

 

 

今年の「緑の学校」の最後を飾ってくれたのは、ヤクシソウ。

 

「『緑の学校』の修了は、自然に親しむ生活のはじまりです」

本年度の「緑の学校」を締めくくる、講師の言葉でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



緑のレンジャー・シニア その

OB・OGとの協働 ――紅葉の源氏山で森の手入れ――

 

 

12月2日、土曜日、晴れ。

朝から冷え込んでいますが、晴天のレンジャー日和です。

今日は緑のレンジャー・シニア講座のOBとともに、源氏山公園で森の手入れを行いました。

 

 

 

主な内容は、下草刈りと枯損木の伐倒。

OBのリーダーから説明を受けます。

 

 

作業がはじまりました。アズマネザ中心に下草を刈っていきます。

 

 

次はOBたちが準備してくれていた傾いたヒノキを伐倒します。

倒す方向を考えながら、受け口のノコを入れます。

 

 

受け口ができました。

 

 

追い口にノコを入れてうまく伐倒できました。

胸高直径はどのくらいか、高さはどのくらいか、樹齢はどのくらいか。

どうして曲がってしまったのか。

伐倒した木について、講師の解説を聞きます。

 

 

玉切りにして片付けます。

 

 

森に空間が広がりました。

今日は寒い中お疲れさまでした。

 

 

 



緑のレンジャー・シニア その

公園管理作業

 

 

11月25日、土曜日、晴れ。

先週は、雨で講座が延期になりましたが、

今日は、延期してよかったと思えるくらいのいい天気になりました。

気温は低め、空は晴天、まさにレンジャー日和です。

鎌倉中央公園の子供の森で、「公園管理作業」をテーマにして、緑の手入れを行いました。

 

 

 

 

来園者や景観に配慮し、枯れ枝や枯損木を処理します。

 

 

 

活動の後は、木漏れ日が差し込み、風が通り、すがすがしくなりました。

 

 

 

お弁当を食べたあとに、講師との語らいの時間をもちました。

「活動を継続していくうえで一番大切なのは、思いやりとコミュニケーション」

というお話や、

「緑のなかの活動には、フィトンチッドによる森林浴効果がある」というお話がありました。

 

おつかれさま。次回は12月2日、源氏山公園で、「OB・OGとの協働」をおこないます。

 

 

 



緑の学校 その

源実朝の『金槐和歌集』の花と緑

 

 

11月20日、月曜日、晴れ。

今日は、湯浅先生の本年度最後の講義です。

鎌倉幕府3代将軍、源実朝が編纂した『金塊和歌集』をとりあげ、

歌集が生まれた背景や、歌から読み取れる鎌倉の古環境をたどりました。

 

 

鎌倉・室町・江戸幕府を通して、39人の将軍がいるなかで、歌集を編纂したのは源実朝ただ一人。

世界的にも稀有な例とのことです。

湯浅先生のお話は、『金槐和歌集』成立の背景からはじまりました。

 

 

若くして将軍の位につき、母・政子や周囲の人間に従わざるをえなかった人生。

そのことへの反抗と、周囲の反対を押し切って京からもらった嫁がもたらした京文化への憧れ。

『新古今和歌集』に父・頼朝の歌が2首入っていることや藤原定家の影響等々。

実朝が歌の世界にのめり込んでいった、背景や境遇を考えると、

鎌倉時代に生きた実朝のことが、とても身近に感じられます。

 

 

また、歌は当時の植生や地形を知るための一級の資料になる、というお話もありました。

〜鶴岡仰ぎてみれば嶺の松 こずゑ遥かに雪ぞつもれる〜

〜八幡山木たかき松にゐる鶴の はね白妙にみ雪ふるらし〜

〜梓弓磯べに立てるひとつ松 あなつれづれげ友なしにして〜

などの歌をとりあげて、その当時の鎌倉の古環境(古植生や古地形)をふりかえってみました。

 

金槐和歌集に詠まれた植物から、サクラ、マツ、ウメ、ハギ、ヤマブキなど、

実朝が愛でた大倉御所の庭の風情を想像し、実朝自身の人柄に思いをはせることにも面白さを感じました。

 

本年度の緑の学校は次回で最終回、自然観察「鎌倉の紅葉」です。

お別れ遠足を楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



緑のレンジャー・ジュニア その

緑地のパトロールと竹林の管理作業(かんりさぎょう)

 

 

11月11日、土曜日、晴れ。

今日のジュニア・レンジャーは、常盤山(ときわやま)の竹林の手入れをし、尾根道をパトロールしました。

 

 

今歩いている常盤山は、鎌倉三大緑地の1つです。

 

 

手入れをしない山林には、モウソウチクがふえすぎて、うす暗く、風通しも悪くなります。

まずはタケのきりかたを教わります。

「このように、ノコをあてるんだよ」

 

 

 

自分がきりたいタケを見つけて、指導員の先生といっしょにきります。

 

 

切ったタケは、えだを落とし、えんぴつ立てや花入れ、タケわんなどにします。

タケてっぽうにちょうせんした人もいました。

 

 

切り口にはやすりをかけます。

 

 

木でも草でもないタケは、1日に20リットルもの水をすいあげて成長します。

今日のレンジャーの作業で、他の木にも光があたるようになったり、

林に風が通るようになったのではないでしょうか。

 

 

作業のあとは、ドングリをひろったり、タヌキのけものみちを見つけたりしながら、

尾根道をパトロールしました。

 

来月は「鎌倉文学館」に野鳥の巣箱のかけかえに行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



緑の学校 その

 

ネイチャートレイル 鎌倉―横浜

 

 

11月6日、月曜日、晴れ。

本日の緑の学校は、鎌倉から横浜へのロングコース。

鎌倉霊園正門前から広大な霊園を抜けてハイキングコースにはいり、

市境を越えて、「横浜自然観察の森」を訪れました。

 

 

モミジバフウの紅葉を見ながら、静かに霊園を抜けます。

 

 

ハイキングコースの手前。

「このあたりは『近郊緑地特別保全地区』に指定されている、特に良好な自然環境を有する地域で、

 後ろの深い緑の山は鎌倉の秘境と呼ばれる番場ヶ谷。谷底には、滑川に合流する吉沢川の源流があります」

という説明がありました。

 

 

ハイキングコースの入口で、林縁の植物を観察してます。

 

 

 

シロダモの花は1年をかけて、赤く熟すそうです。

 

 

ヤブコウジも赤い実をつけています。

「ヤブコウジ・スダジイ群集は、常緑広葉樹林の多い鎌倉らしい植生です」と。

 

 

小さな花の構造をルーペでのぞいたり、シダの種類を観察したり、野鳥の声に耳を澄ませたりして・・・、

 

 

ようやく市境に到着。

 

 

「横浜自然観察の森」で昼食を食べ、午後の観察はアオジの声からはじまりました。

 

 

ヘイケボタルの湿地では、種をつけたツリフネソウ、アサザ、アキノウナギツカミなどを観察。

 

 

今日の自然観察もそろそろ終了です。

近くの草むらでは、クサヒバリの音が聞こえていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



明日(10/21)のこどもエコパーク雨天予報のため中止します!!

こどもエコパークご参加のみなさまへ

 

明日(10/21)の広町緑地での「お米づくりの作業体験(脱穀)と散策」は、雨天予報のため

中止>といたします。

 

なお、次回11月は「自然素材でつくろう!」(テーマ変更しました)です。

詳細はつぎのとおりです。

 

11月こどもエコパーク「自然素材でつくろう!」

 

<内容> 公園にあるドングリや木の枝などを使って、コマややじろべえなどを作りま 

      す。

<日程> 11月4日(土)

<集合> 930 @鎌倉中央公園 管理事務所前

雨天決行(雨天時は事務所前エントランスにて開催)

<解散> 1200(予定)     

<持ち物> こども用軍手、飲み物、タオル など

         ※お弁当は必要な方のみ



緑のレンジャー・ジュニア その

木の実・草の実をさがそう!  ――鎌倉中央公園――

 

 

10月14日、土曜日、雨。

 

この季節の植物たちは、木の実・草の実をいっぱいつけています。

 

 

今日のジュニアの活動では、お気に入りの木の実・草の実をあつめて、

「私(ぼく)の、秋の植物図鑑」をつくりました。

 

 

「風でとぶ種、はじける種、何かにくっついて運ばれる種・・・、

 種にはいろんなちり方があります」

 

 

 

「さあ、お気に入りの木の実・草の実をさがしに行きましょう」

小雨がふっていましたが、レンジャーは元気に、木の実・草の実をさがしに出かけました。

 

 

「てぶくろやズボンに、勝手にくっついてくるよ〜!」

「とれな〜い!」

「虫もいっしょにくっついてきた〜!」

 

 

木の実・草の実をもって部屋にかえり、私(ぼく)だけの植物図鑑づくりに熱中しています。

 

 

 

 

指導員の先生から植物名(しょくぶつめい)も教わって、すてきな秋の植物図鑑が完成しました!

 

 

 

 



緑のレンジャー・シニア その

造園のプロに学ぶ ――源氏山公園――

 

 

10月7日、土曜日、小雨のち晴れ。

今日のシニア講座では、造園のプロから「吊るし切り」について学びます。

 

 

太枝を剪定するときは、落下によって他の枝や家屋などを傷つけないようにしなくてはなりません。

そういうときに用いられるのが「吊るし切り」という剪定技法です。

切断する枝をロープで吊るし、力を制御しながら切断した枝を下へおろします。

 

 

まずは吊るし切りの原理から。

 

 

さっそく実践です。


 

 

 

成功です。

 

 

切断した枝は、皆で段取りよく片付けます。

 

 

最後にロープワークを復習しました。

 

 

今回も天候があやぶまれましたが、講座が終わるころには、秋の日差しも心地よく・・・。

石川造園さん、津田造園さん、本日はありがとうございました。

 

 

 


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