緑のレンジャー・ジュニア その

野鳥の巣箱のかけかえ

 

12月8日、土曜日、はれ。

きょうは、鎌倉文学館(かまくらぶんがくかん)で野鳥の巣箱(すばこ)の手入れをしました。

 

 

レンジャー・ジュニアは文学館の庭に、7個の野鳥の巣箱をかけていますが、

毎年、巣がからの時期(じき)にふたをあけて、なかをきれいにそうじしています。

 

 

今年はどの巣箱もリスに巣穴をかじられてしまっていました。

どうやらリスにのっとられてしまったようです。

 

 

 

ふたをあけてなかのようすをかんさつ。

巣の材料にはどんなものを使っているのかな?

 

 

近くにあるスダジイやシュロやノシランや木の皮などを利用しているようです。

 

 

巣穴までの高さや方位(ほうい)をはかって記録したら、つぎの巣箱へ移動(いどう)。

みんなで協力しながら作業をします。

 

 

指導員の先生や他のジュニアにささえられて、

全員がはしごのぼって木の上の作業しました。

 

 

お弁当のあと、指導員の先生からジュニアへ、とくべつプレゼントがありました。

『わたしのことり』という紙芝居です。

みんな、と〜っても熱心に見入っていました。

 

 

 

 



緑の学校 その

鎌倉の紅葉

 

 

12月3日、月曜日、曇り一時雨。

平成30年度最後の緑の学校は、獅子舞・天園ハイキングコースの紅葉を楽しみました。

 

 

台風の影響で今年の紅葉はきっとダメだろうと思っていましたが、

心配していたほどではありませんでした。

 

 

天園ハイキングコースに入り、二階堂川の源流を遡ります。

 

 

 

 

このあたりはシダの宝庫です。

 

 

紅葉のピークには、あと1週間くらいでしょうか。

 

 

 

「緑の学校の最終回こそが、自然と関わる生活のはじまり」

(講師より)

 

 

10回の講座で鎌倉の自然を学ぶ「緑の学校」。

愉しんでいただけましたでしょうか。

 

講師の先生方、いつも充実した講座をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



緑のレンジャー・シニア その

OB/OGとの協働

 

 

12月1日、土曜日、快晴。

今日の「緑のレンジャー・シニア」は源氏山公園で、OBとともに樹林地の手入れを

おこないました。

 

 

講座のOBたちは、「NPO法人 鎌倉みどりのレンジャー」として、

継続して緑の保全活動をおこなっています。

その代表から、緑の手入れについての指針や安全な作業について説明を受けました。

 

 

準備体操をすませて、

 

 

アズマネザサの下草刈り。

そして、

 

 

樹齢30年ほどのヒノキの間伐をしました。

 

 

OBの講師からは、今、全国で問題になっている二ホンジカについてのお話がありました。

 

 

長刀鋸の使い方の講習を受け、道具の手入れをすませて、本日の活動は無事終了。

 

来月はこの講座の修了者たちがどのような活動をしているかをご紹介します。

 

 



緑のレンジャー・シニア その

公園管理作業

 

11月17日、土曜日、晴れ。

長期予報では、あやしいお天気で心配しましたが、

さわやかなレンジャー日和となりました。

 

 

今日の講座は、これまでの実習の総まとめでもある公園管理作業です。

場所は鎌倉中央公園の「子供の森」。

自分や一緒に作業する人の安全はもちろんですが、「公園」ということもあり、

来園者の安全や見た目の美しさなども考慮して作業に当たらなければなりません。

 

 

 

「現場を見て、手入れが必要な木を見つけ、処理方法を考え、安全に作業する」

という一連の作業を受講者が中心となってやってみます。

 

 

 

2班に分かれ、「子供の森」で作業開始しました。

 

 

 

 

1つの班は園路からの見通しを悪くしているスダジイやイヌビワを処理。

 

 

 

もう一つの班は、伸びすぎたタブノキの枝打ち、枯れ枝・枯損木の処理をしました。

 

 

作業後、道具の手入れは念入りに。

 

 

 

午後は講師とともに、語らいとロープワークの時間。

 

小春日和のなか、気持ちのいい汗を流し、充実した時間となりました。

安部先生、小沢先生ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



緑のレンジャー・ジュニア その

緑地のパトロールと竹林の管理作業(かんりさぎょう)

 

 

11月10日、土曜日、晴れ。

雨もあがり、あたたかい秋の日。

ジュニア・レンジャーたちは、常盤山(ときわやま)をパトロールし、

竹林の手入れをしました。

 

 

梶原口(かじわらぐち)から山道のぼりはじめます。

 

 

竹林の入口でジュニア・レンジャーがなにかを見つけました。

 

ジュニア:「これなぁに?」

 

指導員:「ツチグリというきのこだよ。まわりの星形はふだんはとじてるんだけど、

きのうの雨でひらいたんだね。つついてみてごらん」

 

ジュニア:「わぁ、けむりがでるよ〜」

 

指導員:「それはきのこの胞子(ほうし)がとんでるんだよ」

 

 

竹林にとうちゃく。

 

タケがふえすぎると林がくらくなり、ほかの木が育たなくなります。

そこで、少しタケを切ることにしました。

 

 

指導員の先生から、タケの性質(せいしつ)、安全なのこぎりの使いかた、

タケの切りかたをならいます。

 

指導員に見守られながら、タケ切りにチャレンジ。

 

 

「ノコは水平(すいへい)に、タケのまわりを円をえがくように切る」

 

うまく切れたかな?

まっすぐ切るのって、けっこうむずかしいよね。

 

 

 

竹林の手入れがおわったら、ふたたび尾根道のパトロールを開始。

 

 

モグラづかやケモノ道をかんさつし、すべりやすい道、歩きにくい道などを

チェックしながら歩きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



緑の学校その

ネイチャートレイル 鎌倉ー横浜

 

 

11月5日、月曜日、曇りときどき雨。

 

今日は、三浦半島の付け根の北側を鎌倉から横浜へと市境を越えて歩き、

「横浜自然観察の森」を訪ねました

 

 

鎌倉霊園を抜けたところからハイキングコースに入ります。

このあたりは、鎌倉でもっとも豊かな自然が残されたエリア。

 

 

シロダモ、スダジイ、タブノキ、ヤブニッケイ、カシ類などの常緑広葉樹と

イヌビワ、ケヤキ、ムクノキなどの落葉広葉樹が入り混じっています。

 

 

 

楊枝にもなるクロモジの木。

暗緑色の枝と葉っぱの緑が美しい。

枝先の匂いを嗅いだり、葉芽と花芽を観察したりしました。

 

 

山路のところどころで目を喜ばせてくれる花々や木の実。

 

 

 

昼食は自然観察センター前で。

月曜日で事務所はお休みですが、毎年お世話になっています。

 

 

午後はヘイケボタルの湿地などを観察。

トチカガミとアサザの見分け方を教わったり、

ツリフネソウの種子をとばしたりしました。

 

 

今日はハイキングコースの途中で雨が降ってきて、雨具をつけての観察になりましたが、

野鳥の声も聞くことができました。

 

 

お疲れさまでした。

 

 

 

 

 



緑の学校 その

源実朝の金槐和歌集の花と緑

 

10月29日、月曜日、晴れ。

今日は、湯浅先生の今年度の最終講義の日。

 

鎌倉幕府三代将軍・源実朝が編纂した『金槐和歌集』の歌をとりあげて、

古の鎌倉の景観や地形、自然環境について考えてみました。

 

 

「鎌倉〜室町〜江戸時代を通して39人の将軍がいたなかで、

自ら歌を詠み、歌集まで編纂したのは源実朝ただ一人」。

 

鎌倉というと頼朝ばかりが注目されますが、

歌集を編纂した将軍という存在は、世界にもあまり例がないそうです。

 

 

12歳で将軍になった実朝は、母・政子や北条の人々の言いなりでしたが、

生涯に3つ、自分の意志を通したと言います。

 

1つは、大船を造って宋へ渡ろうとしたこと。

2つは、頼朝が嫌った天皇からの官位を受けたこと。

3つは、母・政子に逆らって京からの嫁を迎えたこと。

 

820年以上前の人とはいえ、今に通じるものを感じます・・・。

 

 

『金槐和歌集』とはどういう意味でしょうか?

 

湯浅先生によりますと、「金」は鎌倉、「槐」はエンジュの木。

エンジュは中国では大臣でなければ家に植えることができなかった木で、

天皇から右大臣の官位をもらった実朝を表す――

つまり「鎌倉の右大臣実朝の和歌集」ということだそうです。

 

 

湯浅先生は、「実景を詠んだ歌は、古環境、古地形の一級の史料だ」とおっしゃいます。

 

今回は、歌に詠まれた植物のなかで、「マツ」に注目しました。

 

〜鶴岡仰ぎて見れば嶺の松 こずゑはるかに雪ぞつもれる〜

〜八幡山木たかき松にゐる鶴の はね白妙にみ雪ふるらし〜

 

当時の八幡宮の山の上には背の高い松がしげっていた・・・。

 

現在の照葉樹を中心とした植生とはずいぶん違っています。

 

「たかき松にゐる鶴」は、ツルではなくコウノトリとのこと。

足の構造上ツルは木のてっぺんにとまっていることができないのだそうです。

コウノトリの食性から、八幡宮の周辺には多くの田んぼがあったことが

推測できるとのことでした。

 

 

〜出で去なば主なき宿となりぬとも 軒端の梅よ春を忘るな〜

 

実朝が甥の公暁に暗殺される日に詠んだ歌も紹介されました。

 

武士の時代、その頂点にありながら、「文」に対する強い憧れと感受性を持った実朝。

 

湯浅先生のお話に誘われて時代を遡り、鎌倉時代の自然や景観、

そして実朝という一人の若者を垣間見たような感覚を覚えました。

 

湯浅先生、今年度も貴重な講義をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 



緑のレンジャー・ジュニア その

木の実・草の実をさがそう!

 

10月13日、土曜日、くもり。

 

 

この季節、鎌倉中央公園には秋の実りがいっぱい。

今日のレンジャーは、木の実・草の実がたねをつけるようすかんさつし、

「私の秋の実ずかん」をつくってみました。

 

 

どんなたねがあるのか、さぁ、外へさがしにでかけよう!

 

 

 

ジュニアは自分のお気に入りのたねをさがします。

 

「これなんだろう?」

「てぶくろくっついてとれないよ〜」

「ねばねばしてるよ〜」

 

「わー、K先生にくっつき虫がはえてる〜!!!」と、さわぐジュニア。

 

「これはオオオナモミというんだよ。トゲトゲの先をよ〜く見てごらん、

カギになってるでしょ」と、K先生。

 

 

このよこにはえてる木は、ヌルデです。

「かぶれることがあるから、気をつけてね」

 

 

「風でとばされるたね、自分の力ではじけとぶたね、水ではこばれたり、

 動物にくっついて運ばれるたね

 自由に移動(いどう)できない植物たちは、子孫(しそん)を残すために、

 さまざまな方法でたねをとばします」

 

 

いよいよ「秋の実ずかん」づくりです。

 

 

 

 

みんなとっても熱心に取り組んで、すてきな「秋の実ずかん」ができました。
 

 

 

 



緑のレンジャー・シニア その

造園のプロに学ぶ  ――吊るし切り――

 

 

10月6日、土曜日、晴れ。

今日の緑のレンジャー・シニア講座は源氏山公園。

造園のプロに、樹木を「吊るし切り」する方法について教わりました。

 

「吊るし切り」というのは、高いところにある大枝などを、

ロープでコントロールしながら目的の場所へおろす方法です。

 

 

いつものように、まず準備体操。

 

 

指導してくださったのは、「津田造園」さんと「庭の寺坂」さんです。

実技の前に、「吊るし切り」の仕組みや、大枝を伐るときの剪定位置、

落葉樹や常緑樹の剪定時期などについても詳しく説明していただきました。

 

 

コナラの木にかけていただいた3本のロープを見て、

吊りロープ、誘導用ロープ、振れを防止するロープの役割を理解します。

 

 

実際に受講者が樹上にのぼり、枝を切ってみます。

のぼるだけでも怖いような高さなので、安全帯を装着しています。

 

 

2段切りで、枝が切り離されました。

地上では3本のロープを引いて、それぞれ力をコントロールしています。

 

 

無事に枝下ろしができました。

 

 

他の枝でも体験してみました。

 

 

最後は、ロープワークです。

ほどきやすくてほどけにくい、「鵜の首結び」と「ねじ結び」を教わりました。

 

 

「庭の寺坂」さん、「津田造園」さん、

お忙しいなか丁寧なご指導をいただき、ありがとうございました。

 

 

 



緑の学校 その

湿地の動植物 ――鎌倉中央公園――

 

 

10月1日、月曜日、台風一過の強い日射し、晴れ。

昨夜の嵐は、風の巻く音が怖かったですね。

 

「台風の後片付けで、緑の学校をお休みします」

というご連絡も何件かいただきました。

 

さて今日の緑の学校は、山崎の谷戸にある鎌倉中央公園で、

湿地の動植物を観察します。

 

 

鎌倉中央公園には、里山の風景とともに、

今や貴重な自然環境となった湿地が残されています。

 

 

その湿地に今、ツリフネソウ、ミゾソバ、オオミゾソバなどの花々が

いっせい開花し、深まりゆく秋を感じるもっとも美しい季節を迎えています。

 

 

カツラの木の林には、カラメルソースのような甘い香りがしています。

 

 

講師が葉っぱにかくれていたガガイモの実を発見! ユニークな形です。

 

 

ツユクサの花の構造をルーペで見たり、

 

 

 

チカラシバの草むらにイナゴを探したり、虫の声・野鳥の声に耳をすませたりして、

五感をはたらかせて自然観察します。

 

 

手をふる(たぶん怒っている)カマキリ君に別れを告げて、

緑の学校が終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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